熱帯低気圧の大きいものが台風

数は少ないものの台風は春や冬にも発生しますが、多くは夏から秋にかけて南洋や南シナ海に発生して、日本に大きな影響を与える台風の多くは夏から秋にかけて発生するものです。

立春から数えて210日目(立春の209日後にあたる日)である9月1日ごろに台風がよく来るとか、この日に風が強いとか言われ、暦にも二百十日とのっています。

台風は熱帯低気圧が変化したものですが、熱帯低気圧は暴風の程度により4つに分類されていて、その基準に基づいて台風と呼ばれています。

地上では弱いが上層で低気圧性の循環があるものを熱帯性擾乱といい、閉じた等圧線で風力6以下のものを熱帯低気圧といいます。

また、等圧線は閉じていて風力が7以上のところがあるものを熱帯性暴風雨といい、風力が12以上のところがあり、域内の最大風速が毎秒17メートル以上になった熱帯低気圧を台風といいます。

つまり、低気圧が最大毎秒17メートル以上になったら台風と呼ばれ、最大風速がそれ未満になれば熱帯低気圧と呼ばれるというわけです。

ちなみに台風は発生した場所によって呼び名が異なり、メキシコ湾やカリブ海に発生すればハリケーン、インドのベンガル湾に発生すればサイクロンと呼ばれます。